Kia Ora キオラ

協同学習、プロジェクト・アドベンチャーを、中心に実践しています。

Reading メモ

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協同学習の技法

訳者まえがき

・協同学習の本質は仲間との学び合いにあります。学習課題を理解するために、仲間同士が真上やることを通して学習仲間1人1人が課題を深く理解し、解決することができます。

・仲間との学び合いは、古くから注目されていた。ローマの哲学者セネカは「教えれば二度学べる」

ユダヤ教の教典タルムードには深く学ぶために仲間が必要であると記されている。日本にも「三人よれば文殊の知恵」

・学び合いでは人間本来の学びの姿として、その有用性が古くから世界中で認められてきた学習法だ

・この学び合いが近代的な協同学習として定式化され、本格的な研究が始まったのが1950年代後半、1960年代前半にかけてである。日本の教育界において協同学習が再び脚光を集めている。

その契機となった出来事が2つある。

 1、1つは経済協力開発機構OECDによる国際学習発達度調査PISAです。2000年と2003年の結果をうけ、協同

   学習の有効性が注目された。

 2、大学教育のユニバーサル化に関係している。これまでの大学教育で支流であった教師中心型の授業だけでは

   困難であるという事実を大学関係者は深刻に受け止めている。

まずは「訳者前書き」から、アンダーラインを引いたところをメモしてみた。

学び合いは、世界中で古くから行われていたことなのだということが分かり、日本でも求められていった背景を学んだ。「教えれば二度学べる」「深く学ぶためには仲間がいる」「三人寄れば文殊の知恵」などの言葉は、保護者に対して説明するときに伝わりやすいのではないかと思った。

また、ここではcorporate learningとcollaborative learningるの違いも述べられていた。まぁ基本的には区別をつけなくてもいいだようだ。