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Reading memo Rugby memo  エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク

エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク - エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク - 大友信彦 今、話題のラグビー日本代表。そのチームを率いている監督が、エディー・ジョーンズ。日本人血が「二分の一」入っていて、奥様も日本人である。日本人の事を理解している外国人のトップレベルの監督だ。この本を読んでいくつかアンダーラインを引いたところをピックアップした。 ①「今は、日本代表の選手たちに新たなマインドセットを植え付けようとしている段階です。日本人は一般に、目の前の目標にフォーカスして取り組むことは得意なのですが、今は、『もっと先をみよう』といっているのです」 韓国戦の試合後のエディー監督のコメントだ。 日本の教育界に言われているように感じてドキッとした。試験の点数に一喜一憂し、こだわりすぎて、その課程を評価することしない。まさに中学、高校、大学受験構造がそうであるように。 4年生の教室で、友達同士で塾の話をしていた。 「昨日、塾が終わったのが9時で宿題をやっていたら11時になっちゃった。」 「宿題の量が多いから終わらないよね。」 「ねえ、その学校に合格したら何をしたいの?」 「お兄ちゃんは、受験終わって楽しそうにしているよ。」 「。。。。」
エディーさんから少しヒントをもらえた気がします。 ②「今は、コーチが主導権を持つチームから、選手が自分たちで考えるチームに変えようとしているんです。そうでないとワールドカップでは勝てないですから。」 まさに、互恵関係を築かせる大切さだ。「協力するってなんだろう?」、明日、子ども達に投げ掛けて一緒に考えてみようと思う。これって面白いかも。 ③「日本のコーチで良くないのは『ノーミス』という言葉だね」 「ミスしないことだけを考えていては、進歩がない。ラグビーはコンタクトスポーツでもあり、動きの予測できない楕円形のボールを扱うので、すべてが事前の準備進むことはありえない。予測できないミスが発生したときにどう対応するか、瞬時にベターな解を見つけ出し、遂行するか。」 子どもが失敗しときには、どうすればいいのか
「自分たちで考えて、後で教えてくれる?」と伝えている。
次に同じ場面に出会っても、自分達で解決できる力をもってほしい。
まさに学校での生活は、トライ&エラーの繰り返し練習の場所なんだな。 やっと、自分の中で、ラグビーと学校の融合が少しずつ始まった。