Reading rugby memo エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク2
エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク
「徹底する」「妥協しない」「貫く」
コーチングで感じられるのはこの三つの言葉。
『日本のコーチは、一度、注意したら、あとは選手がどうするかを見守るタイプが多い。同じ言葉を何度も繰り返すことは「これだけ言っても分からないのか?」と言っているようで避けてしまう、また、しっかりできるまで、何回も見守るというスタンスなのか。』
エディーさんは、
『コーチングとは、よき習慣つくることである。悪い習慣、悪い姿勢が身につく前に修正していくのが仕事なのだから失敗を否定しているわけではない。』
- 指導している意味を、しっかりと理解させていればよいのだが、そこに信頼関係がなければならないと思う。
『また、「日本のコーチンでよくないのは「ノーミス」という言葉」。
ミスをしないことだけを考えていては、進歩がない。コンタクトスポーツであり、動きの予測できない楕円のボールを扱うラグビーでは、すべてが事前の準備通り進むことはありえない。予測できないミスが発生したときにどう対応するか、動揺せず瞬時にベターな解を見つけ出し、遂行するか。勝負とはその積み重ねだ。そのコーチングの姿勢は、対象がどんなグレードでも変わらない。』
- 反省です。自分も現役の時にこの言葉を言われてきた。そして、教師としてコーチとしての立場で何度も使っていた。
- ラグビーは、アタックとディフェンスが瞬時に変わるので、瞬時の判断が大切だと言われている。「判断する」大切さと「自分たちで考える」重要性を感じていたい。とりあえず、楽しさを伝えたい。